6月3日のブログの続き。
個人出版では、一般向けの販売はAmazon「e託」でということになります。リアル書店(店舗型書店)へは配本は、トーハン、日販をはじめとする取次を通さなければならず、個人の著者には難しいからです(以前、このブログで紹介したCreative Work Stationの塚田祐子さんは、自分で書店向けにFAX・DMを2,000件を送り、500部を売ったというツワモノです)。
Amazon「e託」とは、Amazonが自主制作本を販売する窓口として用意しているシステムです(「e託」で自分の本を販売するには、事前登録が必要です。詳しくはホームページをご参照下さい)。「e託」に登録すると、他の一般書籍と同じくAmazonホームページ上に公開されます。
ただ問題点もあります。まずは「Amazonは基本的に1冊しか納品を受け付けない」こと。「e託」はAmazonにとっては究極のロングテールなので、最低限の在庫しか抱えないということなのでしょう。在庫が1冊しかないので、売れてしまうと自主的に補充するまで、サイト上では「在庫切れ」の表示になってしまいます(著者にとっては効率が悪いです)。
あと書籍の納品作業が結構、面倒です。1冊1冊梱包し宅急便で送るのは、本業をしながらだと相当、根気がいります。
次に「送品・返品の送料が著者持ち」であること。1冊ずつの納品になるので、売れれば売れるほど送料がかさんでいきます。これが意外とバカにならず、先述の塚田さんの例だと売り上げの5%になるそうです(コンスタントに売れれば、Amazonとも交渉できると思います)。
因みに売り上げは著者指定の銀行口座に自動的に振り込まれるので、この点は手間はかかりません。
最後に、Amazonとの連絡は全てメールなので、何かお願いをしようとしても人間的なコミュニケーションがとれません。あしからず。

