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自費出版はエコじゃないです!

最近は、書店流通を売りにする自費出版が主流になっています。「あなたの本も全国の書店に並びます!」というやつです。

自分の本が本屋さんに並ぶって楽しい!村上春樹や勝間和代の本の隣に自分の本が並ぶなんて、想像しただけでワクワクします。

でも実際には、そんなことはありません。多くの場合、本屋の片隅にひっそりと置かれるだけ。無数に存在する新刊本にまぎれて……。そして、書店に並ぶのはほんの一瞬。すぐに返品される運命にあります。

2月19日のブログに書きましたが、日本の出版業界は再販制度を採用しています。再販制度は返品を前提とした流通制度です。

全国約17,000店のうち、自費出版本を扱う書店は約1,800店(北は北海道、南は沖縄まであります)。その書店に配本するために、初版部数は最低でも3,000部が必要になります。

現在、出版業界全体の返品率は約40%、自費出版の本は60~70%といわれています。初版3,000部のうち2,000部を新刊配本したとして、1,200~1,400部は売れずに返品されるのです。

再販制度は返品を再出荷できるのが前提ですが、現実は売れている本でない限り、それはなかなか難しい(ということは、自費出版の本では限りなく可能性が低い)。つまり、一度返品された本は倉庫で眠るということになる。

では、最後はどうなるか?著者に叩き売るか、断裁するということになります。

ここで疑問がひとつ。

自費出版の本は、そのほとんどが在庫になる(そして断裁される)ために生まれるのではないか?

これってハッキリいってムダですよね。在庫は倉庫代がかかるし、決算では資産とみなされるし、出版社にとっていいことなしです。加えて、断裁されるに至っては産業廃棄物です。

あなた出版はムダをできるだけ省いた出版です。初版部数を100部~500部に抑え、書店販売はAmazonに特化します。

そうすることで過剰配本をやめ、返品を抑制します。初版部数が少なくても、WEBプロモーションをしっかり行えば、PR効果は充分にあります。印税は30%です。

あなた出版は「エコな出版」なのです。

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